壁サザンガルド
剣盾が終わる前にサザンガルドを使いたいと思い、冠ルールの仲間大会で3週間ほどサザンガルド@4の並びを試し続けた。
たいした結果は出していないが自分の中で満足できる構築が作れたので記録として残しておく。
・構築経緯
サザンガルドでタイプ受けのサイクルをしたいと思い、残りの4匹を考えたが、冠ルールでは環境トップのポケモンがサザンガルドに共通して強いため、残りの4匹だけでそれらのポケモン全てを対策しきることは難しいと感じた。
そこで、壁展開による補助を考えた。壁張りにはウーラオスに強く、最低限サイクルも可能なカプ・コケコを採用した。
次に、この3匹ではミミッキュが重たいのでミミッキュ対策兼壁下のエースとしてHAベースのオボンランドロスを採用した。
ここまででポリゴン2と水ウーラオスが重かったためHDベースのドヒドイデを採用した。
最後に、相手のドラパルトやランドロスがこちらの軸となるカプ・コケコに強く、選出されたくなかったためHBベースのポリゴン2を採用した。
➡︎相手のステロ展開を止められるポケモンがいなかったためポリゴン2をHCベースのダウンロード型に変更して構築が完成した。
浮遊
臆病 CS252 D4
悪の波動/竜星群/大地の力/とんぼ返り
1番好きなポケモン。この構築での役割はジバコイル+ウオノラゴンやカバルドン+ウツロイド+ナットレイなどフェアリータイプが絡んでいないサイクルを崩すことである。
技構成はタイプ一致の悪の波動、竜星群とウツロイド、ジバコイルに通る大地の力、ミミッキュ入りにも最低限選出できるようにとんぼ返りの4つ。
悪巧みやラスターカノンが欲しいことも多かったが削れる技が無かった。
選出できる試合は少なかったが、この構築で重めなジバコイル、ウオノラゴン、ナットレイ、ドラパルトなどに強いため噛み合っていた。
・ギルガルド@食べ残し
バトルスイッチ
控えめ H236 B4 C156 D92 S20
調整 HD…身代わりが無振りサンダーのボルトチェンジ確定耐え
ラスターカノン/シャドーボール/身代わり/キングシールド
好きなポケモンその2。調整はサザンガルドで結果を出していた方の記事から勝手に真似させて頂きました。
この構築ではサザンドラの相棒としてよりもランドロスやカプ・コケコの相棒として選出した。Cに多く努力値を振った壁下のギルガルドは対面性能がとても高く、ダイマを切って崩しに行く試合もあった。
ランドロスからギルガルドに引き、相手のダイマターンを枯らす動きも強く、状況に応じて様々な役割をこなせるポケモンだと感じた。
・カプ・コケコ@光の粘土
エレキメイカー
臆病 H236 D84 S188
調整 D…B<D
S…最速アーゴヨン抜き
ボルトチェンジ/挑発/光の壁/リフレクター
構築の軸として採用した。基本的に初手に投げ壁を張る。他の壁張りポケモンよりも優れてる点は耐性が優秀であること、他の壁張りと比べて相手視点からは壁張りに見えにくいことの2点だと感じた。
上から壁を張ることでかなりHPを残せることが多い(例えばエースバーンの珠火炎ボールをほぼ2回耐える)ため、雑に切らずに残しておくと壁を再展開できることもある。
この構築は壁下であれば引き先になれるポケモンが多いため、壁張り役を残しておくことは重要だと感じた。
・ランドロス@オボンの実
威嚇
意地っ張り H252 A140 D84 S28
調整 H…ぶっぱ
D…B<D
S…+1で最速ウツロイド抜き
※振るところ無かったので努力値4余ってます
地震/空を飛ぶ/岩雪崩/剣の舞
壁下のエースだけでなく最低限のサイクルができるようにH振りのオボンで採用した。
カプ・コケコからの引き先として優秀で、壁下であれば相手のランドロスに後投げも可能である。あまり機会は無かったが、相手のポリゴン2も無振りアナライズダイアイスが壁下のダイマランドロスに対して24〜29%しか入らないため殴り勝つことが可能である。
剣の舞で圧をかけつつ交代し、ランドロスの後発ダイマを通す動きが強かった。
+1でもスカーフウオノラゴンを抜けない点がかなり気になったのでASベースもありかもしれない。
・ドヒドイデ@黒いヘドロ
再生力
生意気 H252 B148 D108
調整 HD…B<D 珠サンダーの10万ボルト耐え
熱湯/ヘドロ爆弾/どくどく/自己再生
ポリゴン2にある程度後出しが出来るようにHDで採用した。ヘドロ爆弾は構築単位で重いカプ・レヒレ対策だが、黒い霧やトーチカが欲しい場面が多かったので一長一短だった。
珠サンダーが受かっていない構築なので選出が難しかったが、初手ダイマ構築相手にはかなり活躍してくれた。
ポリゴン2@進化のきせき
ダウンロード
控えめ H244 C252 S12
はかいこうせん/冷凍ビーム/自己再生/身代わり
ラグラージやカバルドンに強い身代わり持ちのHCダウンロード型で採用した。はかいこうせんの枠はトライアタックも考えたが、構築単位で相手のポリゴン2の突破手段が少なかったのでCが上がればHDポリゴン2を押し切れるはかいこうせんを採用した。
ステロ展開をしてきそうな構築や半受け構築によく選出した。
・キモい自分語り
剣盾を3年間続けてみて(最後の方はやってなかったが)、強い弱いは関係なく使いたいポケモンや並びを軸に構築を考える方が自分には合っていると感じた。
冠ルールのサザンガルドも正直自分の実力では使いこなせる気がしなかったが、使い続けてみればある程度は戦えるようになったので、使い続けるためのモチベが1番大事だと思った。
仲間大会に沢山参加してみて、SVの対戦が始まる前に自分なりのポケモンの楽しみ方を見つけられたので8世代に未練はないです。楽しかった。
おわり。